こんにちは。
こちらも少し前に読んだ本です。
開くと、右側が文章、左側がフルカラーのイラストで、
「教科書みたい」という印象で、文章もとても分かりやすいと思いました。
神経を抜くことのデメリット、などは私も歯医者で言われたことと同じだったので、
とても入りやすかったです。
歯周病と糖尿病、心臓病、メタボリックシンドロームとの関係にも言及しながら、
『歯も生き物です』と。
歯肉に血管が通っていて、歯周病の細菌が体に回り全身の病気へ。
口の中の細菌が器官を通って肺に行って、全身の病気へ。
今いろいろなところで言われていることではありますが、
歯や口の症状は、そこだけに限らず、本当に全身に関わるんだなぁと。
そのあたりも、イラストで詳しく説明されています。
歯ぎしりや口呼吸、あまり噛まない人が多い、噛み締め。。。←全部心当たりあり(^^;
歯周病と骨の再生についても、
GTR法(歯周組織再生誘導法)、エムドゲイン法(エムドゲインを使った歯周組織再生)
といったあまり聞いたことのない治療について、
実際の歯ぐきの写真を使って、治療後、2年後、6年後など
経過を見せてくれるのがとてもわかりやすいと思いました。
さまざまな知識を知った上で、受け身の体勢ではなく、
患者もちゃんと治療に参加して、
うまく歯科とつきあっていくことが大事、ということでした。
私は今の段階で、ちゃんと向き合えて本当によかったと思っています。
歯を治そう、きちんとしようって、
どうしても後回しになってしまうんですよね。。。
虫歯だけなら、放置してもいいと思っても、
その虫歯や細菌から本当に大変なことが起こりうる、ということは
知っておかなければならないことですよね。
本当に教科書、教本のような体裁の本なので、
年齢問わず読める本だと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
とろん
0 件のコメント:
コメントを投稿