2014年2月19日水曜日

神経を抜くか抜かないか①

先日の治療で。

いつものように歯周病の治療をしていただき、
「そろそろ虫歯の治療に入れるんじゃないかなと思います」
と衛生士さん。

毎回歯周病の治療の後に、先生が口の中の状態を確認して終わるのですが、
今回確認していただいて、じゃぁそろそろ虫歯の治療を始めましょうと。

虫歯はかなり深いので、通常ですと神経を抜く治療になると思います、と先生。

私の中の認識では、
軽い虫歯=削っておしまい
もうちょっとひどい虫歯=削って銀歯?
すごくひどい虫歯=神経も抜かないといけない
という(すみません、全然わかってないのです)感じだったのですが、

先生によれば、神経を抜いてしまうと歯の老化が早まるそうで!
歯の栄養は神経の周りにある血管から取っていて、
神経と一緒にその血管も取ってしまうので、
栄養がいかなくなり寿命が短くなる。
歯ももろくなるので、そこがまた新たに虫歯になってしまうと、
治療できても数回、もうできないとなると抜くしかないんです。
入れ歯への道まっしぐらです!と!!!

全然知らなかった(>_<)

で、神経を抜かずに虫歯の菌を殺す治療が今あるんです、と。
「ドックベストセメント」という治療で、
TV番組(「スーパードクター」?)でも紹介されたので、
詳しい患者さんも多いですが、
虫歯の上から薬で蓋をしてその下を永続的に殺菌してくれるそうで!
神経も抜かずにすみ、歯の寿命も伸びます。
アメリカでは一般的だったものを、埼玉の小峰先生という方が日本に紹介して、
すべての歯科が対応できるわけではなく、
私が通っている歯科でも、もともと患者さんから
「TVで見たこの治療、先生はできませんか」と聞かれたのがきっかけだったとか。
半信半疑で取り入れたら効果がかなりあり、
今は先生ご自身もご家族もこの治療をしていらっしゃるのだそうです。

ただ、健康保険のきかない、自費診療になり、
さらに、日本の保険制度のやっかいなところは(と先生が言いました)
自費診療の治療をした歯に、詰め物や被せものをする場合、
その上の部分も保険がきかなくなってしまうこと。

見せていただいた資料によれば、
ドックベストセメントの薬で3000円くらい、その施術費(?)で10000円くらい、
さらに詰め物が、そりゃぁまぁピンキリで、安めのものでも2、30000円。。。。
他に治療の費用もかかるだろうし。
う〜〜〜〜〜ん。

治療内容はとてもよさそうです。
歯に負担をかけない治療、できるだけ削らない治療、できるだけ歯を残す治療。
いいですよね〜。
やっぱり金額が気になります。
「ちなみに神経を抜いた治療だといくらくらいかかりますか?」と聞いたら
「15000円くらいですかね〜」とのこと。

う〜〜〜〜ん。

方法としてはおすすめするけれども、歯や治療に対する考え方も
お金の使い方も人それぞれですからね、と先生。
即決できずに迷っていたら、
「次の治療の時までに決めていただいたらいいですよ」と。

歯周病治療のときに、次の予約を1ヶ月後に決めていたので、
家に帰っていろいろ調べて、夫にも相談して決めようかなぁと思っていたら。

受付に戻ると「次回の予約ですが、一番早くて今週の金曜日ですが」と。

あれ?
そんなにすぐ?

金曜日はちょっと無理だったので、その先にしましたが、10日後くらいかな。
それまでに決めるのね。。。と思っていたら、

「どちらの治療にするかで、治療にかかる時間がかなり変わってきてしまって、
 できるだけゆったりとお時間をお取りしたいので、
 決まったら早めに連絡いただけますか?」と。

ということは、
あと数日で決めて連絡しなきゃいけないってこと。。。ですね(^^;

ドックベストセメントなる治療も聞いたことがなかったし、
そのTV番組も見ていないし、
家に帰ってたくさん調べなきゃ(>_<)とあせりながら帰宅したのでした。

とろん

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